猫と犬を一緒に飼育していて、猫が犬用のフードを食べてしまうことはありませんか?猫が犬用フードを食べさせることは好ましくありません。その理由をご紹介します。
猫には猫用フード、犬には犬用フード
元来、猫と犬は異なった動物であり、必要とする栄養素は違います。たまたま少量を食べてしまう分には問題が生じることはありませんが、長期的には、特定の栄養素について過剰・不足が生じて健康上の問題がを引き起こすことがあります。
なお、犬用ペットフードには保湿性を向上させるため、プロピレングリコールが添加されているものがあり、少量の添加量でも猫には悪影響を及ぼす可能性があります。
※ペットフード安全法では、プロピレングリコールは猫用のペットフードに用いてはいけません。
食事の時間や場所を分けるなどの工夫をし、猫・犬専用のフードを間違いなく与えるようにしましょう。
キャットフードについての参考記事はこちら
キャットフード選びの前に必ず知っておきたい猫の基礎知識についてご紹介しています。猫の身体の作りを知り、原材料を見て判断しましょう。これから猫を飼う方やすでに愛猫と暮らしている飼い主さんは是非ご覧ください。
⇒ 【キャットフードの選び方】飼い主の選択で、飼い猫の未来が変わる
⇒ 【キャットフードの選び方】海外と日本の選び方と意識の違い
⇒ 【キャットフードの選び方】ライフステージによる分類
⇒ 【キャットフードの選び方】パッケージイメージ写真について
出典・加工して作成:環境省ホームページ「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」
https://www.mhlw.go.jp/content/000489424.pdf