【海外ニュース】飼い猫に関する法律の変化

【オーストラリア】飼い猫に関する法律の変化

オーストラリアでは、法律の下「飼い猫を一切外へ出さない」ないしは「猫の外出時間制限」という新しいルールを検討しているようです。
 
土地の広い国では、郊外の場合猫を外に出すリスクが日本よりも少ない事は事実です。車の往来が激しくなく土地も車道も広いとあって、そのような国では猫を自由に出入りさせる家庭も少なくはないように思います。しかし、そういった自由な猫たちが近所からのクレーム対象となっている事も事実。日本とは環境や文化の違う諸外国の猫に関する法律が、今後どのように変化していくのか気になるところです。

日本においても、猫の飼い方については10数年前まで賛否両論という面が目立っていましたが、近年においては猫を外出させるリスクを懸念して「猫にとっては生涯室内飼いがベストである」という世論が主流となりつつあります。

猫を外出させる・させない場合のリスク

猫を外出させる場合のリスク
・車やバイク等による事故に遭う
・猫エイズや真菌、その他あらゆるウイルス等に感染する
・猫同士の喧嘩により怪我を負う
・生き物の死骸や昆虫等を食べる事で寄生虫感染する
・他人から身体に悪い食べ物を与えられる
・野良猫や迷い猫と間違われ保健所に収容される
・家に戻れなくなる
・マダニ等「猫にも人にも危険な生き物」を家に持ち込む

猫を外出させない場合のリスク
・運動不足になる
・日光に当たる機会が減る

見比べてみると、完全室内飼育の場合「運動不足は飼い主が遊ぶ時間を作る」「カーテンをあけて日当たりよくしてあげる」というちょっとした工夫で回避できますが、屋外に出すリスクはその比にならない程厳しいものであることが分かります。
 
日本においても言えることですが、モラルを説いてもそれを適切に自身・飼い猫へと反映できる人もいれば、他人事という認識のまま改善を図らない飼い主もいまだ多いという現状があります。
 
飼い主のモラルが低い場合、様々な言動が他者への迷惑や猫自身への負荷となって表れます。一番可哀そうなのは飼われている猫です。飼い主が安易に猫を外出させたことで、最終的にはその猫が命を落としてしまう場合も多くあります。飼い主の身勝手な飼い方でどのような事案が発生するのか?を考えられない飼い主の場合、日頃猫の健康ケアを行わない・与えるフードが粗悪なもの等の問題を抱えている場合も多いです。

最終的には全て「人間社会の問題」ですので、猫に関する問題も公的機関に通報・管理できるようなシステムが各国で導入される事が望ましいのではないでしょうか。

人は食べる為に家畜を育て、漁獲を行い有難く命をいただいています。それ以上の殺生が必要でしょうか?

私たち人間は、もっと謙虚になりあらゆる生命への尊厳を守る立場にある必要があると思います。まずは身近なところから、未来を担う子供たちへ良い背中を見せていきましょう。