【海外ニュース】なぜ保護猫は後を絶たない?

なぜ保護猫は後を絶たない?

カリフォルニア州では、2019年よりペットショップに対し

「救助隊やペットシェルター等の保護施設から引き受けた動物以外を販売する事を禁じる」

という法案を適用させています。

日本国内においても、保護猫の譲渡を目的としたペットショップや猫カフェが増えています。その部分だけ見ると、保護活動の重要性が分り辛いかもしれません。

里親募集のサイトを覗いてみてください。

里親募集の現状について

人間の自己満足の為に野良猫へ餌を与える事で野良猫頭数増やし続けたり、避妊や去勢手術を行わないまま飼い猫を屋外に出した事で子猫が増え、対応できなくなったり等様々な理由で里親募集が行われています。いまだに生まれたばかりの子猫を捨てる人も多くいます。

勿論、親とはぐれた子猫を善意で保護し譲渡活動を行ってくれる良心的な方も多いのですが、近年では保護猫の中に「長毛種」が目立つようになってきました。

長毛の猫及び純血種は、短毛の猫や短毛の雑種猫よりも外で暮らすには多くのリスクを抱えています。長毛種の毛玉は、放置するとどんどん大きくなり一気に抜けて禿げた状態→皮膚炎へと繋がります。特に外で暮らすとなると治療をしてくれる人もいません。故に、長毛の野良猫は短毛の猫よりも短命となる確率が上がると言われています。

そんな長毛種が保護されるという事は、脱走してしまったか捨てられたのかどちらかの可能性が高いと考えられます。

ペットショップやブリーダーから購入した本人が里親募集をかける場合も多くあります。本当にやむを得ない事情の場合もあれば、家具や壁や柱で爪をとぐ・どこにでも粗相をする・なつかない等の理由から、やむを得ない事情として里親に出す人も後を絶ちません。

人間の義務とは

ブリーダーも、本来であれば純血を絶やさないという事が目的で繁殖されるはずが、最初は小規模運営だったのがいつの間にかお金儲けに目が眩んで規模を大きくする所も。本当に猫の事を考えるブリーダーとそうでないブリーダーの違いを見極める事も大切です。もはや、ペットショップだけの問題を超えています。

それらの「人間のエゴ」によって犠牲となるのは、いつも無力な生き物たちです。こういった状況を逆転させるには、カリフォルニア州のように法で規制する事は重要であるように思います。

生命を尊重するという事は、知性を司った人間の義務でもあります。その義務を全うできる日本を目指しましょう。