猫を飼う上でご近所とのトラブルを予防する

猫を飼う上でご近所とのトラブルを予防する

飼い猫に関する苦情が、保健所やセンターには多く寄せられます。ご近所とのトラブルを防ぐためにも、猫は室内で飼うよう指導しましょう。特に注意したいポイントをあげてみましょう。

ご近所とトラブルにならないよう注意すべき4つのこと

敷地侵入・敷地への排泄
いたずら(庭・畑・ゴミ集積所)・捕食行動(飼い鳥・鯉・野生動物)非常に多い苦情ですが、これらの問題は、猫を室内だけで飼育するようにすれば、ほとんど起きることはありません。譲渡の際にも、新しい飼い主によく伝えておきましょう。

匂い
猫を飼っている家からは、独特のアンモニア臭が漂うことがありますが、これはトイレを常に清潔に保つことで防げます。多頭飼いの場合は、トイレの数を増やし、トイレ以外の場所に排泄をさせないようにしましょう。特に臭いのは雄猫がマーキングとしてする尿の匂いです。これは去勢手術をすることでほとんど防ぐことができます。

抜け毛
猫の毛は犬のものより細くやわらかで、飛び散りやすいので、注意が必要です。特に集合住宅の場合は、玄関ドアからふわっと毛が舞い散ることがありますが、猫アレルギーの方はわずかな毛でも症状が出ることがありますので注意しましょう。予防するには、こまめに家を掃除すること。猫にブラッシングの習慣をつけること。また、バスルームでブラッシングをする場合は、排水溝にネットをかけて配管がつまらないように注意しましょう。

鳴き声
発情期の猫の鳴き声についての苦情も多いですが、これを予防するためには、不妊去勢手術が最も効果的な方法です。

多頭飼育に関する苦情

自治体には、「近所の家でたくさんの猫が飼われていて糞尿などの被害がある」という苦情や相談も寄せられていますが、問題となる猫の飼い主が状況の聞き取りや指導が非常に難しい場合も多いようです。

こうした場合、自治体や、地域の情報に詳しい方、また民生委員、保健士など、人のケアを行う専門家と連携して対応に当たる方法もあります。

 

出典・加工して作成:環境省「猫の適正譲渡ガイドブック」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2806a/pdf/full.pdf