犬に傷を舐められたことが原因で・・・
先日、アメリカで犬を飼う女性が飼い犬に傷を舐められ、その菌により敗血症を起こし手足を切断せざるを得なかったというニュースが日本国内でも話題になっています。
他にも、飼い犬や飼い猫が人に危害を加えるなどのニュースが流れると「怖いから里親募集に出そう」「保健所に引き取ってもらおう」等と考える方がゼロではないのが悲しい現実です。
今回のニュースの場合、100万人に1人起こるか起こらないかというレアケースだったようです。その情報は、日本のニュース記事では報道されておらず、ただ不安を煽るだけの内容でした。
人間も、他のあらゆる動物も種族特有の菌やウイルスを持っている
人間も、他のあらゆる動物も種族特有の菌やウイルスを保持しています。
何万年も前から、人間とパートナーシップを築いた動物はたくさんいるのが現実です。敗血症を起こしたという事案は確かに過去の記録として残っていますが、先程も書きましたとおり稀な出来事です。
しかし、万が一を考える場合は人間側がきちんと菌やウイルスへの対策を行う事も重要です。
菌やウイルスへの対策はこちら
・飼い猫の唾液が人の傷や粘膜に付着するような過剰なスキンシップをとらない
・飼い猫の爪は定期的にカットする(ケアの際引っ掻かれないような対策も行う)
・飼い猫の歯が人に当たらないよう不用意な行動はとらない(必要な場合は獣医師さんに相談する・任せる)
・飼い猫がいる環境において次亜塩素水で床や壁、トイレなどを日常的に拭き掃除する
・猫と触れ合ったら必ず手を洗う
・飼い主や猫を飼う家庭では人間が日頃から免疫力を高めておく
これらが大切です。
特に「免疫力を高めておく」という事は重要です。
ペットの菌やウイルスの影響をうけにくい体質の作り方に関しては、次回の記事にてまた詳しく書いていこうと思います。