【せたがや防災NPOアクション】テーマ別グループ会について

せたがや防災NPOアクションとは

2014年5月に設立された、世田谷区内で様々な分野の活動をしている特定非営利活動団体の集まりです。

大規模災害に備えてネットワークを作り、いざというときに必要な情報を共有し、できるだけ有効で迅速な支援体制が組めるように、自治体と協力して平時からイベント、ワークショップ、分科会ごとの訓練などを行っています。

せたがや防災NPOアクション設立趣旨

首都直下地震の切迫性が叫ばれるなか、大規模災害時において行政が対応できることは限られており、とくに初動の段階においては、自助はもとより、町会・自治会、NPOや市民団体を中心とした共助の力が不可欠と言われています。

そのためには、平時から区内の様々なNPO同士の連携が必要と考え、2014年に区内のNPO有志が中心となり「せたがや防災NPOアクション」を立ち上げました。当団体は、NPOのネットワーク組織づくりを、世田谷区危機管理室災害対策課と協働して行っていきます。

現在、それぞれのNPOの専門性やミッションに基づいた活動を、発災した際の支援の可能性の視点から捉え直し、5つのテーマ別分科会を設け、それぞれのテーマについて支援の際の課題や対策の検討を行っています。

5つのテーマ別グループ会

・住まいの防災(住環境を中心としたテーマ)
・被災生活(他のグループに該当しないすべて、今後細分化目指す)
・食の支援(食の支援を中心としたテーマ)
・子どもの支援(子ども、子育て世代の支援を中心としたテーマ)
・情報(取組みの広報や発災時情報集約システムづくりがテーマ)

せたがや防災NPOアクションには、ペット防災に関わるNPOも所属しており、2019年1月には「ペット防災基本の「き」」と題する講演会・ワークショップを開催し、ペット同行避難が人の安全な避難に関わる問題や対策を共有する機会を設けるなどしている。

自治体と民間が協力して、共助の仕組み作りに取り組んでいる好事例である。

 

人とペットの災害対策ガイドライン

出典・加工して作成:環境省