飼い猫が高齢化したとき

 

この文面は、環境省「めざせ!満点飼い主」からの、「飼い猫が高齢化したとき」が学べる出典記事となります。


 

飼い猫が歳をとると

飼い猫が歳をとると

「高齢」といわれる年齢は、動物種や品種、生活環境などにより異なります。一般に飼い猫が高齢になると、視力、聴力、嗅覚などの感覚が衰え、動きが鈍くなり、睡眠や休憩している時間が長くなります。それと同時に、被毛が白くなる、眼が白く濁る(白内障)、筋肉が衰えて足腰が細くなるなど外見的な変化が見られるようになります。

病気のせいで食欲・元気がなくなったり、動きが鈍くなることもありますから、健康状態の変化を一概に「歳のせい」と決め付けるのではなく、獣医師に相談して適切な診断・治療をする事も大切です。

高齢の猫の世話には、これまで以上に注意を払いましょう。消化機能が低下してきますから、食餌にも気を配り、大きさや固さなどを考慮して、食べやすく栄養バランスのとれた食餌を与えましょう。

また、運動機能が低下してきますから、段差を無くすなど生活環境にも気を配り体に無理のない飼養環境を整えるようにしましょう。運動を嫌がる場合には無理にさぜず、体に適度な刺激を与え、気分転換になる程度にしましょう。体温調節機能も低下してきますから、若いころは耐えられた温度変化も老いた飼い猫には大きなストレスになります。排泄もパターンが変わって頻回になったり、失敗したりするようになることもありますから、状態に合わせて適切に対応しましょう。

いわゆる認知症の症状を示すこともあります。異常な食欲、飼い主の姿が見えなくなると鳴く、無目的に歩き続ける、不適切な排泄など、様々な症状が現れます。

猫に急激な環境の変化はよくありませんが、生活に刺激があると認知症は進みにくいと言われています。飼い主とのふれあいを好む猫にはゆったりとしたスキンシップやブラッシングをしたり、一緒に簡単なゲームをするなど体と心にほどよい刺激を与えるとよいでしょう。また、頭を使うおもちゃを与えたり、生活にちょっとした変化をつけるなど適切な刺激を心がけましょう。

 

出典:環境省ホームページ「めざせ!満点飼い主」

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2509a.html