猫が飼い主になつかないで困っている場合

 

猫の性格には、先天性のものと後天性のものがあります。

先天性のものは、物心ついた生後2ヵ月くらいから既に見え始めます。後天性の性格は、育った環境により様々に変化します。中でも「人になつかない」「攻撃的」「内向的」こういったものはもう治らないものだと思われている方も多いのではないでしょうか。

猫の後天的性格には全て要因があり、それを解消していくことでより人間と共存しやすく、元の性格やその猫の持ち合わせる良さを引き出せる場合があります。

1. 猫が安心して過ごせる高い場所を確保する

猫は、本能的に高い場所を好みます。外敵からの攻撃を受けにくい場所として、高い場所から下をみおろす事で安心感を覚えます。そのような場を作り自由に行き来できる環境を作ることで、穏やかさが戻ることも多いです。

2. 猫とのコミュニケーション時間を増やす

猫は犬とは異なる性格のように思えますが、猫にも人とのコミュニケーションは必須です。飼い猫が好むおもちゃで一緒に遊ぶ時間を増やすと、猫は徐々に心を開くようになります。

3. トイレの場所を変える・増やす

猫が安心して用を足せる場所にトイレの場所が無い場合、猫にはかなりのストレスがかかります。用を足す際は無防備になるので、できる限り静かで人が近寄らない場所が理想です。また、多頭飼いである場合はトイレは1匹に1カ所用意することで、粗相などの問題行動を解消するきっかけになることがあります。トイレは縄張りですので、猫の気持ちや本能を汲み取った環境を整えましょう。

4. スキンシップは猫主体で

猫を抱っこする際は、猫が許す時間の範囲内に留めてください。腕の中でリラックスする様子が無かったり尻尾がパタパタと動く場合は限界の合図です。猫主体の生活を心掛けることによって、猫のストレスは軽減され落ち着いた性格を取り戻していきます。

5. フードと水の置き場所は離す

猫は、常に狩りをして新鮮な肉を食べて生活するという本能があります。ですので、猫にとっての食べ物は本能的に「すぐに腐る」というイメージが植え付けられています。水とフードの距離が近い場合ですと、「すぐ腐る物の横に水がある」という状態になり、水を新鮮な飲み物であると認識しなくなります。フードと水をひっくり返してしまう猫も多く居ます。フードと水を離した場所に置き、本来の猫の生活に近い食事を心掛けましょう。