【猫のコラム】本当に良い飼い主になるには

「良い飼い主」について考えてみます

猫好きの皆さんこんにちは。「良い飼い主」って、具体的に何なんでしょうか。

猫の飼い方は、ひとつひとつの選択肢を細かく分けると、最終的に千差万別となります。良いとされる方法も幾つもあり、良くないとされる飼い方も幾つもありますね。猫の精神面に関しては正しくても食べさせるフードへの知識が乏しかったり、食べものに関しては正解に近くても爪などの手入れやトイレのケア等がなされていなかったり。

ではなぜそのような事が起こるのでしょうか。

答えは、飼い主である人間の「主観」にあります。

人には、無意識に「自分にとって都合の良い情報を信じ、都合の悪い情報を信じない」という弱点があります。それが良く作用する事も稀にありますが、不利に働く場合の方が多いのが現実です。

また、これまでに多くの猫を飼い育ててきた飼い主の中にも「育て続ける事で学び成長し続ける人」と「たまたま飼い猫たちが平均年齢まで生きた事で自身の飼い方が正しいと思い込む人」が存在します。

例えば、フードは良質なものを与えるのが正解でどのフードがそれに該当するのかが分かっていても、金銭的またはその他諸事情により買い与えることができない場合。そこで飼い主がその現実を直視し、

本当は最良のフードを与えたいけれど今は難しいから、少しでも良いフードを。

と考えるパターンと、

良質とは言えないフードを与える為にそのフードの良さを強引に探り出し、逆に良質なフードの粗探しを始める。

というパターンが出てきます。

飼い主としての努めとは

要するに、飼い主自身があらゆる本質を知り、納得した上で飼い猫へ対する全てを行う事が重要であり、無理に自身を正当化してまで猫を飼うという事が本当に猫の幸せに繋がるのか?という事です。

簡単に言うとそれは「エゴ」なのですが、猫を飼うという行為そのものも、環境破壊を続ける事も自然界にとっては全て人間の「エゴ」なわけですから、そのような世の中でもせめて自身の周りで出来ることくらいはエゴイズムを捨てて、本当に猫の為に必要な情報と知識を蓄え実行するのが飼い主の努めではないだろうか?と思います。

今は、昔と違い自身で調べることで正解に辿り着ける可能性が非常に高い時代です。まずは身の周りからエゴを無くし、より良い社会作りを皆で目指しましょう。