【ペットフード安全法】キャットフードの成分規格について

キャットフードの成分規格に関する Q&A

キャットフードの成分規格キャットフードの安全性を確保するために、ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)という法律があります。
この法律の対象となるのはキャットフードとドッグフードです。
猫や犬の健康に悪影響を及ぼすフードの製造や輸入又は販売を禁止したり、消費者に対して適切かつ十分な情報を提供するために製造業者名や賞味期限などの表示を義務付けるなど大変重要な法律です。

今回は、ペットフード安全法の成分規格に関するQ&Aを環境省よりご紹介します。

製造した製品が成分規格に適合することは、ロットごとに出荷検査を行う必要はありますか。
法律では原料、製品のロット毎の全量検査や報告を義務付けてはいません。製造されるキャットフードが定められた規格どおりに安定的に製造されるためには、適切な製造管理及び品質管理が行われていることが重要です。なお、分析試験については、成分規格で定められた各物質の特性に応じて適切に実施してください。

販売店としては、自分の仕入れる製品が成分規格に適合していることを確認するため、製造ロットごとに分析試験を実施(あるいは、メーカー又は輸入元からその結果の入手)する必要がありますか。
製造ロットごとに分析試験を実施することまでは求めておりませんので、取り扱う製品が成分規格に適合した製品であることをメーカー又は輸入元に確認してください。

キャットフードやドッグフードを猫・犬以外のペットに与えて、健康被害がでた場合はだれの責任になりますか。
用途外の使用を行った飼い主の責任となります。なお、猫・犬以外のペットに与える行為は、この法律の対象外です。

ペットフード安全法では、水分量が10%のキャットフードを想定して有害物質の基準値を設定していますが、水分量が10%でない場合の基準値はどうやって計算するのでしょうか。
水分量が10%でない場合、固形分(100%-水分量)と基準値の比例計算から、当該水分量における基準値を計算します。
例えば、ある物質の基準値が1ppmの場合(水分量10%)、水分量55%(固形分45%)のキャットフードでは、下記のように水分量55%における基準値Xを計算します。
固形分:基準値=90%:1ppm=45%:Xppm
X=1ppm×45%÷90%=0.5ppm

水分量55%のキャットフードを分析したところ、ある種の物質の分析値が0.5ppmでした。水分量10%には、どのように換算すればよいのでしょうか。
当該製品の水分量が55%なので、固形分は(100%-水分量)=45%となります。水分量10%に換算した製品中の当該物質の含有量をXとすると、固形分:分析値=90%:Xppm=45%:0.5ppmの式から、Xppm=90%×0.5ppm÷45%=1ppm、と計算されます。

ペットフード安全法に関するQ&A

出典・加工して作成:環境省