【猫の香害】柔軟剤・アロマ・防虫剤などについて

【猫の香害】柔軟剤・アロマ・防虫剤などについて

香害について

香害(こうがい)とは、香水や合成洗剤・柔軟剤・アロマ・防虫剤などに含まれる合成の香料が要因となり、頭痛やアレルギー症状などが起きてしまうことです。発生要因としましては、香料成分をマイクロカプセル化したものや、洗濯時に強く香るものなどです。人間が香りの強い柔軟剤の人工的な香りを「良い香りである」と認識したり「体臭を誤魔化したい」等と思うところからそのような商品が多く販売されているのが現状です。

人の腎臓には影響のない天然アロマでも猫にとっては毒となる物も多い中、人間ですらアレルギー発症のきっかけとなる人工香料が毎日の生活に使われている家庭で暮らす猫が、将来的にどうなってしまうのか。正確なデータが無いから関係性を立証できない=セーフと捉えるか、飼い主自身が考えた上での想像力と直感で危険である可能性を危惧するのか、その選択により、飼い猫の運命はおろか飼い主の健康寿命にまで影響を与えると言ってもそれは過言ではないのかもしれません。

動物・虫への害
人間に害が無い場合でも、防虫剤のように他の生物に影響を与える場合もある。ペットの健康被害も発生している

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)香害』

世の中は、沢山の化学物質で溢れています。その味や香りに慣れてしまい、味覚や嗅覚、直感等が衰えている人や猫が増えてきました。動物である私たちが本来「良い」と思うはずのものを「物足りない」と感じているのが現状です。

より自然に近い環境や食べ物を選ぶことで、それらの感覚を取り戻すことが可能です。先ずはそういった日々の暮らしの中で出来る事から少しずつ変えて行く。それを皆が心掛けることで、日本という国全体のモラルや思い遣り、心の余裕へと繋がっていくのではないでしょうか。

香害対策として柔軟剤・消臭剤を使わないようにするためには

香害対策として柔軟剤・消臭剤を使わないようにするためには体臭が気になる場合、様々なデオドラント剤や香りの強い柔軟剤、消臭剤を使用するのが現代のセオリーとなっています。しかし、それらが原因で重篤なアレルギーを発症する人や腎臓や肝臓の機能が低下してしまう飼い猫が増えています。

体臭の多くの原因は、腸内環境の悪化にあります。人間に関しては、腸内環境を改善し食生活を変えていく事で、気になる体臭のほとんどを無くす事が可能です。腸内環境が変わっていく中で一時的に体臭が悪化するなどの症状が出ることがあります。腸内細菌のバランスが良くなるとそのような現象が見られなくなり、気になる程の体臭を感じなくなります。
※個人差がありますので全ての方に適応するわけではありません

気になる臭いへの対策法について

身体以外の気になる臭いには、次亜塩素水を使用した消臭スプレーを使用すると良いでしょう。正しく使用することで、人体にも猫にも害無く快適な環境を手に入れることができます。猫のトイレ、粗相をした場所、人のシューズクローゼット等様々な場所に使用できます。

香害だけでなく身近なところに潜んでいる有害物質

香害だけでなく身近なところに潜んでいる有害物質人も猫も、日頃様々な場所などから有害物質を吸収しています。猫は室内飼いが基本ですので排気ガス等を多く吸い込む事は少ないかと思いますが、住まいや家具から発せられるホルムアルデヒド等の有害物質をはじめ質の悪いフードに含まれる「内臓機能に悪影響を来す物」「発がん性物質」、そして水道水や場所によっては地下水に含まれる有害重金属。それらが蓄積され、限界を迎えるとアレルギーをはじめ様々な重篤な病気を発症します。細胞や遺伝子に傷が付き、免疫システムが破壊されてしまうのですね。ホルムアルデヒドに関しては、築10数年経過した建物からも検出される事もあるそうです。香害や他様々な要因が重なりアレルギーを発症してしまった方や愛猫たちも、まだ諦める必要はありません。

香害は他人事ではないということ

先ず、アレルゲンを極力取り込まないようにします。香害の場合は自身で避けられない場合がほとんどですので、近年増え続けている化学物質過敏症を「他人事ではないのだ」と皆が自覚し、不用意に香りの強い商品を使用しないようにする事が理想的です。ずっと家で過ごす猫たちの為には、空気中の有害物質を吸着すると言われている備長炭や竹炭などを部屋の至る場所に置いてあげると良いです。

次に、免疫機能を正常化させる生活に切り替えます。飲食物を改め、「自分や飼い猫の舌が満足するもの」ではなく「自分や飼い猫の身体が喜ぶもの」を摂るようにしましょう。内臓機能の低下を防ぐために身体を冷やさない事を心掛け、腸内環境を改善していきましょう。世界中の猫たちとその飼い主のみなさんが、日々健康的で穏やかに過ごせますように。