せたがや防災NPOアクションとは
2014年5月に設立された、世田谷区内で様々な分野の活動をしている特定非営利活動団体の集まりです。
大規模災害に備えてネットワークを作り、いざというときに必要な情報を共有し、できるだけ有効で迅速な支援体制が組めるように、自治体と協力して平時からイベント、ワークショップ、分科会ごとの訓練などを行っています。
災害時のペットボランティアは、大きく分けると以下の4パターンに区分できます
・自治体等が主催するボランティア登録制度により平時に講習を受け、あらかじめ登録されたボランティア(個人)
・自治体等と災害時の支援協定を結んだ組織のボランティア(団体)
・災害発生時に協力を申し出る地元住民によるボランティア(個人)
・被災地外から支援のために駆けつけるボランティア(団体・個人)
・自治体等と災害時の支援協定を結んだ組織のボランティア(団体)
・災害発生時に協力を申し出る地元住民によるボランティア(個人)
・被災地外から支援のために駆けつけるボランティア(団体・個人)
ペットボランティアの育成と登録
災害発生時に動物救援活動の中心となるのは、自治体や現地動物救護本部等ですが、円滑な救援活動のためには、ボランティアのマンパワーが必要となります。ただし、災害ボランティアの活動には、通常のボランティア活動とは異なる配慮が必要になり、やみくもにボランティアを受け入れることは、後にトラブルの原因にもなります。
また、発災後の混乱した時期に、自治体職員がボランティアの募集、受け入れ、管理を行うことは困難です。
このような状況に対処するために、安心して活動を任せられる人材を確保しておき、活動の基準となる考え方や活動に関わる法律などを共有しておく必要があります。
そのために自治体では、平常時にペットボランティアの講習会を開催し、必要な人材の育成に努めておくことが望まれます。
また、講習会受講生をボランティアとして登録しておくことで、緊急災害時には、登録者名簿により協力要請を行うことができ、スムーズな人材確保が可能となります。
したがって、定期的なボランティア講習会の開催やボランティア登録制度の設置は、災害に向けた自治体の大切な備えの一つになります。
人とペットの災害対策ガイドライン
出典・加工して作成:環境省