花火の音により18週齢の子犬が心臓発作で亡くなりました。
イギリスのニュースです。
先日、近くで行われた花火の音により18週齢の子犬が心臓発作で亡くなりました。この件において、政府へあてた請願書には17万件もの署名が集まっています。
1年程前にも、日本国内の猫カフェにおいて50匹もの猫たちが亡くなりましたが、その要因のひとつとして「店内でライブを行ったことがストレスとなった」と言われています。
また、いまだにペットを連れて花火大会へ出かける方は残念ながら存在します。そして、犬の情報サイトにおいて「ペットと出掛ける花火」といった情報のまとめ記事が上がっていたり等、身近な動物の身体的特徴の基本も理解していない方がそういった情報を拡散し、何も知らない飼い主たちがその情報を鵜呑みに…という図式が今もなかなか正されていないのが日本の現状です。
猫に関しては、首輪に音の鳴るもの(鈴など)をつけておくことも猫にとってはストレスになるという話は猫飼いの間では知られています。動物たちは人間とは違い、耳が非常に発達しているのです。
動物の健康を維持する為には、毎食食べる食べ物・毎日飲む水・個体に合った環境の3つが最低限必要になります。犬や猫を飼う際は、大音量のテレビ音や音楽が流れない環境を作ってあげることが重要となります。
猫にとっての音ストレスは、免疫力を下げ最終的に細胞を傷付ける=大病を発症する要因を作ることにも繋がります。
日々のささやかな気遣いで、飼い猫の健康寿命を延ばすことができます。共生を目指すためにも飼い主ひとりひとりがそういった行動で愛情を示していきましょう。