猫はなぜ病気になるの?

猫は何故病気を発症してしまうのでしょうか?考えてみましょう

生まれつきの体質(遺伝含)

生まれつきの体質で病気を発症しやすい場合でも、どの部分がどう弱いのかは検査数値や日頃の様子または症状を見ていると早めに気付く事ができます。対策として、弱い部分に負荷を与えないフードや、弱い部分を補填できる天然のサプリメントを選ぶ等を行う事が大切です。

親猫が食べていたフードが粗悪な物だった

これは、親が野良猫であった場合だけではなく、ブリーダーやペットショップの考え方によっても大きく結果が異なる部分です。フードの本質を知った上で、ブリーダー等に「親猫が何を食べているか」を見せてもらいましょう。もし、飼い主になるあなた自身が「そのフードは良くない」と判断した場合は、そこから猫を引取って飼い始めたら徐々に良質なフードへと移行してあげましょう。親猫が食べ続けたフードの成分は、胎内期から母乳期に至るまで子猫に影響します。ずっと目ヤニが出続けていた猫も、ブリーダーの推奨フードを止めて質の良いフードへ変えたら目ヤニが止まったという事例が実際にあります。他の不調も、フードが原因である事もあります。

日頃食べているキャットフードと水の質が悪い

先程の事例のように、親猫が食べていたものでさえ子猫に影響します。直接食べた場合は、直接的に猫の身体に影響を及ぼします。有害な成分は、身体の至るところに蓄積されていきます。許容範囲を超えると発病します。

ストレス

猫は自由な生き物ですので、猫の望むとおりの生活を実現しましょう。寝ている時に触る、抱っこが苦手な猫を頻繁に抱っこする、わざと驚かせる等の行為はストレスを助長する事になります。ストレスは、免疫系に大きな悪影響を与えます。飼い主のちょっとした行動が、飼い猫の寿命や健康寿命に繋がるのです。ただし、猫を外出させることだけは止めておきましょう。外出による自由に対する危険性は、命にかかわるほどに高いものです。

以上をふまえて、飼い主がしっかり考えて行動に移しましょう。予防できる部分は徹底し、後悔のないよう多くの知識や知恵を身に付けていけば本当の意味で飼い猫を大切にできます。

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