譲渡猫とのマッチングの失敗例

猫との譲渡後のマッチングの失敗例について

適正なマッチングがされないと、いろいろな問題が起きてしまいます。

小さい子供のいる家庭がシャイな猫をもらったら
  ↓
ていねいに扱われず、猫が子供の存在をストレスに感じて元気がなくなった

マッチングでうまくいくために

・高齢者の家庭には…
犬に比べて猫は高齢者でも比較的飼いやすいペットです。
ただし、猫の寿命を考え、病気や入院などで世話ができなくなった時に備えて、後見人的存在(家族や知り合い)をあらかじめ決めておくことが必要です。
また、子猫よりは、人懐っこく安定した性質の成猫の方が飼いやすいでしょう。

・子猫か成猫か迷っている家庭には…
子猫は非常に活発で遊び好きなため、遊び欲求を満たすことができないと問題行動につながることもあります。
成猫は子猫ほど活発ではないことが多いので扱いやすく、性質が安定しているという良い点があります。
夫婦共働きなど留守番時間が長い家庭では、月齢が同じくらいのきょうだい猫や相性の良い猫2匹を一緒に迎えると、猫同士で遊んでエネルギーを発散し、退屈せずに暮らせるでしょう。
ただし、雌雄の組み合わせの時は、不妊去勢手術を済ませておくことも重要です。

・すでに先住猫のいる家庭には…
先住猫が猫に対してシャイで、子猫の時に他の猫との接触する経験が少なかったようなら、新たな猫を迎えることは見合わせたほうがいいかもしれません。
トライアル期間(試しに飼ってみる期間)を設けて、猫同士の関係を見るのも一つの方法です。
新たな猫が子猫だと、先住猫が受け入れやすい場合が多いようです。

出典:環境省
「譲渡でつなごう 命のバトン」

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